デサイナーYumiのコラムColumn

2021.11.15

結婚婚指輪はどうやって作るの?

あなたの輝きを引き出すジュエリーデザイナーYUMIです。

今日は指輪の製造方法についてお話します。



指輪を作る製造方法として、大きく2つあります。
鍛造(たんぞう)法鋳造(ちゅぞう)法です。


|鍛造(たんぞう)法とは・・

地金という貴金属に火を加えて、
ハンマーで叩きながら成型していく製造法です。
ひたすら叩き圧力を加えることで内部にある隙間を潰しながら
貴金属を鍛えていくことで強度を強めます。

 


|鋳造(ちゅうぞう)法
とは・・

ロストワックス法と言われ、

指輪の原型をワックスと呼ばれる柔らかいロウソクの

ロウのような素材で指輪の原型を作ります。

その後、石膏で型取りし、
熱を加えてロウを溶かし出し、

その空洞に貴金属を流し込み、
完全に冷えて固まったところで石膏を割り中身を取り出します。




アウラで手作りする結婚指輪は、
このロストワックス法で作っています。

 国内のジュエリーブランドは、
ほとんどこの製法で作られています。


鍛造法と鋳造法のメリット・デメリットについては、
次回お話しますね。